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2010年12月20日 (月)

追悼 大山高プロ

アサヒカメラ.netの「写真の殿堂」選者 大山高先生が亡くなられたという写真ニュースを見て凄い衝撃を受けました。

http://www.asahicamera.net/info/photographnews/detail.php?idx=130

49歳の若さで急逝されるなんて本当に信じられなかったし、これからまだまだ活躍されると思っていました。

大山高先生は「写真の殿堂」を通して私の写真を評価して下さった初めてのプロ写真家でした。

思えば1年前の2009年11月度第1回の「写真の殿堂」入りに私の作品が選ばれると言う光栄に浴した時、大山先生は次の様に評してくれました。

「 今回、応募多数の風景写真の中で、アタマひとつ抜きん出たのがこの作品です。観光名所にもかかわらず、まるでこの世には実在しないような場所にも見えます。ダイナミックな画面構成と光への配慮が画面のすみずみまで行き届いています。たいしたもんです。」

1) 「光る木道」

Img_0800slkp_

この大山先生の評に今まで私の撮ってきた風景写真の撮り方、視点は間違っていなかったと自信が付きました。

そして2010年2月度に入賞した作品には

「 率直に美しい景色です。OM1ユーザーさんは、見たままではなく、ご自分の美意識できちんと変換作業が出来る方だと思います。どの作品も一定の水準を越えていらっしゃいます。特に、ワイドレンズの使い方が巧い方ですね。パースの利かせ方とか天空の映り込みとか、風景写真のツボを心得ていらっしゃいます。」

と評して頂きました。

2)「砂浜のオーロラ」

Img_1587slkp_

広角レンズは昔から苦手意識が有ったのですが、ワイドレンズの使い方が上手いと評して頂きました。

2010年3月度には佳作入賞でしたが、殿堂入り作品が該当無しだったのでトップの位置づけでした。

「 不思議なスケール感を感じました。作者のどの写真からも漂う上質な品性は、OM1ユーザーさんの生き方そのものなのでしょう。これは、真似しようとしても出来ることではありません。ラグジュアリーという言葉がぴったり当てはまります。とても高級な精神性が、美しい写真に表れています。」

大山先生は応募していない他の作品、そしてブログまでご覧になって審査と総評をされていました。

3) 「小田代ヶ原に飛ぶトンボ」

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上質な品性と評され面はゆく感じましたが、それが私の写真が持っている独自性の一つなのだと自覚させられました。

2010年5月度は組み写真が佳作入賞となりました。

「 組み写真としては、非常にオーソドックスな作品です。ところが、その完成度には、目を見張るものがあります。もう幾度も通った作者のホームグラウンド。何百枚という写真の中から、選び抜かれた4枚の写真。そういう丁寧さが、この作品からは伝わってきます。」

4) 「洗足池雪の朝」

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洗足池の作品で佳作入賞したことは洗足池の撮影をライフワークとしている私にとって何よりも嬉しい事でした。

大山先生もそのことを知っての上での講評でした。

2010年9月度には再び洗足池をテーマにした組み写真で入賞しました。

「 相変わらず上品な出来映えです。組み写真の構成も、単体写真の完成度も文句ありません。惜しむらくは、左下の縁日屋台の写真です。いつもの情景だけの写真の組み合わせではなく、変化をつけるためには、格好の素材でした。しかし、他の3点と調子があっていません。この明るさでは、全体の雰囲気を壊してしまいます。黒みが浮いているのも、気になります。もっと露出を切り詰めたとしても、写っている人物の表情は損なわれないはずです。そこが旨く後処理できていれば、さらに良くなっていたでしょう。」

と初めてお祭りの作品に注文が付きました。

このアドバイスによって写真としての大事なもの黒の締まりについて教えて頂きました。

5)「洗足池に秋が来た」

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最後の作品は大山先生のアドバイスを参考にして現像し直して見ました。

P9054589slkp2_

こちらの方が確かに他の3枚とも合うし浮いた感じはしないと思います。

この様に大山高先生は私の写真経験の中で本当にかけがえのない思いの通じ合ったと思える先生でした。

大山先生はこの写真の殿堂を通して沢山の投稿者に色々な本や写真家の作品を紹介されてのアドバイスをされました。

新しいスタイルのネットでの写真コンテストの選者として投稿者の他の作品、ブログの作品まで見られての丁寧な審査と総評にはお忙しい中、そこまで徹底してのこの写真の殿堂への取り組みには本当に頭が下がります。

ここに大山高先生のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り致します。

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コメント

こんばんわぁ~♪
数々の入選、素晴らしい作品ばかりですね!
お若くして亡くなられた大山先生のご冥福をお祈りいたします。
OM1ユーザーさん、お寂しいですね。
でも、先生の素敵な選評もありますように、これからもどんどんフォトコンにチャレンジしてくださいね!

先日は、お忙しい中を写真展にお越し頂き、またブログに嬉しいコメントを頂きましたことありがとうございました<(_ _)>
新宿御苑での撮影も、お茶をしながらのおしゃべりもとても楽しかったです

投稿: タチアオイ | 2010年12月23日 (木) 17時14分

こんばんは!
お久しぶりですm(__)m
11月から工事が本格化して忙しくなり、やっと落ち着いてきました(^^;;

さて、評価してくださった先生がお亡くなりになったのですね・・・
年齢を見ると、まだまだお若いですよね・・・
書かれてるように忙しい中でもブログの閲覧などもされ疲れもたまっていったのかもしれませんね?
ご冥福を祈ります。

OM1ユーザーさん、悲しいかもしれませんが天国から先生が見てるかもしれませんし、
これからも素敵な写真を撮り続けてくださいねm(__)m

投稿: ちゃむ | 2010年12月24日 (金) 20時39分

うわぁ☆素晴らしい入選作品のオンパレードですね。
僕もいつかこのような作品が作れますように。
それではメリークリスマス。

投稿: wikey | 2010年12月25日 (土) 00時42分

おはようございます(^_^)
ごぶさたしておりますm(_ _)m

多数の入選!どれもすばらしい作品ですね。
OM1ユーザーさんの実力を再認識しました。

大山先生が亡くなられたのは残念な事ですが
アドバイスがOM1ユーザーさんの作品に反映されて、
OM1ユーザーさんのますますの活躍に期待しています。

それと、ひとつだけ、、、
OM1ユーザーさんのブログは、
たくさんの記事が表示されるようになっている為か
ブログを訪問してから表示されるまで、
かなり待たされる時があります。
表示される記事の数をもう少し減らしていただくと
読み込みも早くなると思うのですが、、、
私のNET環境が非力すぎるのかな?

投稿: harada | 2010年12月26日 (日) 05時44分

>タチアオイ さん

先日はお付き合い下さいまして有り難うございました。
ジャノメエリカの花が撮影出来たのがとても嬉しく思いました。
来年も今年以上にオフ会やりましょうね。
蓮は是非撮ってみたいと思っています。

投稿: OM1ユーザー | 2010年12月26日 (日) 09時36分

>ちゃむ さん

今年は母が亡くなり、福岡の写友が亡くなり、そして思いもよらぬ大山先生が突然亡くなられ、死について考えさせられた1年でした。
自分の写真についてはかなり認められる様になり充実した年でした。
来年もこの調子を崩さない様に頑張れたらと思っています。
ちゃむさんの作品は何時も被写体の魅力を余すとこなく引き出されていて素晴らしいなと堪能させて貰っています。

投稿: OM1ユーザー | 2010年12月26日 (日) 09時48分

>wikey さん

風景写真については自分のスタイルや特性が大山先生のお蔭で分かりある程度自信が付きました。
孫の写真はまだまだwikeyさんのシュンタ君の写真に遠く及びません。

投稿: OM1ユーザー | 2010年12月26日 (日) 09時55分

>harada さん

大山先生はもう1年「写真の殿堂」の選者を続けられる予定でしたが、本当に残念な事でした。
私のブログは表示する記事が多過ぎて重い様ですね。
貴重なアドバイスありがとうございました。
早速記事を半分位にして見ようかと思っています。

投稿: OM1ユーザー | 2010年12月26日 (日) 10時04分

こんばんは。

49歳とは本当に若すぎる死でご本人もご家族もさぞかし心残りのことでしょう。
またOM1ユーザーさんの写真に対する暖かくも的確な論評も素晴らしい慧眼と
人格を表しているようで、とてもいい先生だったようですね。
こころからご冥福をお祈りいたします。

さて、これが私の本年最後のご挨拶になります。
今年は結構オフをご一緒しましたね。
また来年もぜひお付き合いください。

それでは、良いお年を!

投稿: とんとん | 2010年12月27日 (月) 21時19分

>とんとん さん

大山高先生はこれから更に写真家として大成されると思っていましたので大変残念です。
その先生の最後の審査でも入選する事が出来ましたが講評を書かれる前に亡くなられどんな講評があったのかなと今では想像する事しか出来ません。

今年は本当にオフ会でお世話になりました。
お互いに肉親の死も有り大変な年でしたが、私にとっては新しい友達が写真を通して出来有意義な年でも有りました。
来年も是非宜しくお願い致します。

投稿: OM1ユーザー | 2010年12月29日 (水) 10時23分

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